不安を解消するための「言語化」のススメ。

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こんにちは。心理学が好きなライターのかずよです。

新型コロナウイルスの状況や、半年後に迫るオリンピックのことなど、心が落ち着かなくなるようなニュースにあふれていますね。
「不安を感じる…」という人も多いのではないでしょうか。

不安を感じている方に質問です。
今、あなたはどんなことに対して、どのような不安を感じていますか?

仕事のこと、恋愛のこと、家庭のこと。疫病や世の中のムードに対して不安を感じているかもしれませんね。
言葉で表すとしたら、どのような不安でしょうか?

実は、不安などのストレスに打ち勝つには心の中を言葉にする「言語化」が有効だといわれています。
ここでは、その効用と言語化のコツについてご紹介します。

不安解消に効果的な「感情のラベリング」

自分が今感じていることを言葉にして表現することを、心理学用語で「感情のラベリング」といいます。

不安、悲しみ、怒り、焦り…このようなネガティブな感情を、自分なりの言葉に置き換えていくことでストレスを緩和したり、ストレス耐性を高めたりする作用があるのです。

「不安を言語化してはっきりさせたら、余計に不安になっちゃいそう…」と思う方もいるかもしれません。
けれども、やってみるとそれが逆だったとわかります。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがありますが、不安も正体がわかってしまえば「なんだ、こんなものかー!」というようにすっきりすることがあります。
不安がモヤモヤと心の中を覆っている状態は、あいまいで正体が分からない状態。
自分なりの「不安の正体」を見つけることが大事なんです。

あいまいな「不安」をはっきりさせる

「不安の正体」といっても、原因だけではありません。
「感情のラベリング」なので、今感じている感情に言葉を与えてあげる感じです。

例えば、「将来が不安」と思っているとします。将来がどのように不安なんでしょうか?

将来にいいイメージがもてないことが不安なのでしょうか。
それとも、確固とした不安要素があるのでしょうか?

なかなか言葉が出てこないときは、紙にざざーっと頭の中をすべて書き出す勢いで書いてみるのもおすすめです。

この方法を「ジャーナリング」といいます。
「今から〇分間はこの不安について書き出していく」と決めて、頭の中を洗いざらい書いていくのです。
思ってもみなかったような言葉が出てくることがあり、面白いですよ。

不安を解消して身軽になろう♪

自分が何を不安なのか、それがわかるだけでも不安はだいぶ軽減されます。

それに、何が不安なのかがわかると対処法を考えることもできます。
将来にいいイメージがもてないからだ、と気づいたら「それはなぜだろう?」と掘り下げるのもいいですし、ロールモデルとなる楽しそうな人をSNSで見てみるのもいいでしょう。

不安に向き合うことで、あなたはさらに生きやすく身軽になれますよ♪

「統合」のセッションでも、不安を手放すお手伝いをしています。気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。
スピリチュアルでいう「統合」すると何がいいの?

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