こんにちは。心理学が好きなライターのかずよです。
自分らしさを考えていると必ず出てくるのが「価値観」という言葉。
「自分の価値観を大事に」「価値観の合う人と付き合えばいい」など、よく聞きませんか?
けれども、どうしたら自分の価値観を「大事に」にしていることになるんでしょうか。
多くの人が「自分の価値観を主張すればいい」と誤解してしまいがちなこの問題。
確かに主張するのも大事です。けれども、そうするには1つ約束があるんですね。
ここでは、自分の価値観を大事にしてみんながハッピーになる方法をご紹介したいと思います。
それは「相手の価値観も認める」ということ
突然ですが質問です。あなたはこの文章の()にどんな言葉を入れますか?
- 私は犬が好きです。( )、あなたは猫が好きです。
考えていただけたでしょうか。
この質問には、実は正解はありません。
けれども、答えはだいたい2パターンに分かれます。
- 「けれども」「だけど」など、英語の「but」に値する言葉
- 「そして」など、英語の「and」に値する言葉
「犬」「猫」と、違う種類の生き物を文章に入れたので「けれども」など対比させる表現が正解のような気がしますが…それだと「私とあなたは違う」という前提になりますよね。
「そして」などを入れると「猫が好きなあなたを認めますよ」ということが意思表示できます。
自分らしさを大事にするうえで大切なのは「そして」のほう。
相手と好みや価値観が違っても、受け入れることが大事なんです。
「私は犬が好き。あなたは猫が好き。それでOK」という感じ。
自分の価値観も大事に、相手の価値観も否定はしないのが約束です。
価値観が違う=コミュニケーションが生まれるチャンス!
いったん違う価値観を受け入れたら、その次に「けれども」を使いましょう。
価値観の違いは、コミュニケーションを生み出します。
「でも、あなたは猫が好きなの?猫のどんなところがいいの?」みたいな感じです。
価値観がぴったり合う人たちなんていないですよね。
みんな育ってきた環境が違ううえ、なにより別の人間なんですから。
「自分らしさ」は周りがあってこそ育つもの
逆説的ですが、「自分らしさ」とは周りの人を大切にしてこそ際立つものです。
周りの話を聞かず、ただ「私はこれがいいの!」と主張するのは「自分勝手」。
「自分らしさ」を発揮するには、コミュニケーションが不可欠なんです。
このブログでは「自分らしさ」を見つけたい人に向けての記事がいくつかあります。
ぜひ読んでみてあなた自身の「自分らしさ」について考えてみてくださいね。
「統合」のセッションでは、自分らしさを取り戻すお手伝いをしています。気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。
→スピリチュアルでいう「統合」すると何がいいの?