「君の膵臓を食べたい」主人公の2人はツインソウルなのかもしれない

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white flowers in bloom

こんにちは~。スピリチュアル統合カウンセラーのyukoです。

数年前、映画や小説で話題になった作品「君の膵臓を食べたい(住野 よる)」の主人公の2人が、

ツインソウルのような気がして終始ドキドキ感が止まらなかったのを憶えています。

お互いに惹かれあう高校生の2人

silhouette photography of man and woman

ツインソウルの特徴として、「気質が似ていない2人が惹かれあう」というのがあります。

お互いが「自分にないもの」に惹かれ、お互いのことをどんどん好きになってしまう。

この「君の膵臓を食べたい」の主人公の高校生の2人は、「死」を目の前にしてお互いの“自分が持っていない魅力”にどんどん惹かれていきます。

二人でひとつだったことに気づく最期

art beach beautiful clouds

自分たちの意思とは別に、“離れ離れになってしまう運命”の2人。

ツインソウルの運命とは「試練」でもあって、「別れ」を意識したとき気づくことに意味があります。

私はね、君に憧れてたの。

私の魅力は、私の周りにいる誰かがいないと成立しない。

だけど君は、君だけは、いつも自分自身だった。

君は人との関わりじゃなくて、自分を見つめて魅力を作り出していた。

私も自分だけの魅力を持ちたかった。

だから君が本気で私を心配してくれた日、君が私に生きてて欲しいって言ってくれた日、嬉しくて泣いたんだよ。

関わりを必要としない君が選んでくれた。

誰かじゃなく私を。

あの日初めて私は、私自身として必要とされてるって知ったの。

初めて私は、自分がたった一人の私であるって思えたの。

17年私は、君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。

「今になって思う。

僕らはきっと二人でいるために生きてきたって。

僕らは自分だけじゃ足りなかったんだ。

だからお互い補うために生きてきた。

だから君のいなくなった僕は、一人で立てるようにならなくちゃいけない。

それが僕が二人でやっとひとつだった僕らのためにできることだと思う」

「君の膵臓を食べたい」との出会い

brown book page

あまり流行りものには興味のない私が、タイトルだけを見て興味を持った本は初めてでした。

意味深なタイトルと、たまたま「膵臓の病気」を患っていた祖父がいて「膵臓」に興味があり直感で購入した本です。

膵臓を食べたいとはどういうこと!?そう思ったのです。

生きるとは何か?

膵臓の病気を患って間もなく「死」を迎える高校生の女の子とクラスメイトの男の子の恋愛ストーリー。

出会って短い期間に「自分のことを認めることができた相手との出会い」が描かれていて、「生きる」ということや「運命」を改めて考えさせられた本でした。

最後の「死」が、病死でなかったところもまさかの展開でした・・。

気になる方は、本をぜひ読んでみてください!


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